Śūnyatā

空模様 — 2026-06-05
梅雨の気配。曇り空の午後。
氷の音、珈琲の香り。

郭公を飼っている様な喫茶店には尚更の天気で、
いっそ雨でも降ってくれれば、清々するのに。

子供の時分、梅雨の庭を眺め、呆けていたら、
「こんな日にはサティがよく合う」と貴方が言っていた。

あの時みたく、いっそ雨でも、降ってくれれば。
2026.芒種乃五